自宅療養におけるウォーキングマシンの活用について

この度、がんと診断されてから自宅療養を行う中で、運動療法の一環としてウォーキングマシンを導入しました。その経緯と効果についてご報告させていただきます。

がんと診断された当初は、精神的なストレスに加え、がんそのものによる食欲不振、倦怠感、痛みといった症状により、どうしても体を動かす気力が湧きませんでした。

しかし、運動不足が続くと、さらに疲れやすくなり、その疲労感からますます動かなくなるという悪循環に陥っていました。この状況を打破したいと考え、インターネットで情報を収集したところ、運動療法と栄養療法が重要であることを知りました。

そこで、運動療法の一つとしてウォーキングマシンを始めることにしました。以下に、その経緯と現在感じている効果についてご説明いたします。

参照ページ

①がんリハビリテーション
https://www.az-oncology.jp/cancer_treatment/exercise/cancer_rehabilitation/

②腫瘍循環器リハビリテーション
https://www.npo-jhc.org/image/pdf/gan.pdf

➂ウォーキングはリハビリに効果的?適正な強度についても徹底解説!
https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/42819

購入のきっかけ

「緩和ケア」の段階に入り、外出する機会が減少し、以前のように歩くことがなくなりました。がんの診断前には、通勤で毎日歩いていた時間と距離を、せめて自宅でも確保したいと強く感じていました。

当初は、毎日駅まで往復するだけでも良いのではないかと考えましたが、もし体調が悪くなった場合に周りの人に介護の負担をかけるのは避けたいと思いました。

また、ジムに通うことも検討しましたが、ジムまでの移動や入会手続きなどが億劫に感じられました。

そのような中で、自宅で手軽に運動できるウォーキングマシンの購入を考えるようになり、福祉用具の担当者の方からいただいた「福祉用具便利帳」というカタログを見ていたところ、ある商品に目が留まりました。

この商品は少し値段が高いと感じましたが、安全と安心を最優先に考えていたため、「福祉用具便利帳」に掲載されている商品であれば問題ないと判断し、さらに詳しい性能についてインターネットで調べました。

アマゾンで調べた結果
https://amzn.asia/d/1AbqH7P

実際に調べてみたところ、「手すり付き」「低速から始められる」など、値段が高いなりに性能もしっかりとしていました。最初にこの商品を見た後では、他の安い商品はどうしても見劣りしてしまうと感じました。

最終的に姉と相談し、購入を決定いたしました。

ウォーキングマシンの到着とセットアップ

ウォーキングマシンが自宅に届いた時、カタログから想像していたサイズの2倍ほどの大きさがあり、少々驚きました。機器のセットアップでは、一部のネジがなかなか締めにくく、組み立てには苦労する場面もありました。

現在の使用状況と効果

現在、私は以下のノルマを設定し、毎日ウォーキングマシンを使用しています。

  • 歩行時間:1日10分以上
  • 速度:時速3.5km
  • 歩数:1000歩以上(スマホアプリで計測)

このノルマでウォーキングマシンを使用することで、以下のような効果を感じています。

  • 自宅で手軽に運動できるため、外出の必要がなく、天候にも左右されずにトレーニングを継続できています。
  • 自宅というプライベートな空間で運動できるため、他人の目を気にすることなく、自分のペースで無理なく取り組めています
  • 購入前には体重が減少傾向にありましたが、ウォーキングマシンを使用し始めてから、体重の減少が止まり、安定してきました。
  • 以前は気力が湧かないと感じることが多かったのですが、 毎日規則正しく運動することで、以前のような気力を取り戻すことができました。
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